部長の溺愛に困惑しています。
ガチャ



「…着替えに何分かかってるんだ」



イライラした様子の広瀬部長が部屋に入って来て、岡田さんを見ると顔をしかめて怖い顔をする。







「お前はまたサボりか?」

「いえいえ♪新人にちょっと挨拶してただけですよ」


調子のいいような口調で言い、私の隣に来て軽々しく肩を抱いて来る岡田さん。



この人チャラい…

ちょっと苦手かも。






「以前から言ってるが、ここは休憩室でもいかがわしい事をする部屋でもないぞ」

「わかってますよー」


部長の厳しい言葉に岡田さんはヘラヘラと返事をした。

私はその隙に岡田さんからさっと離れる。



いかがわしいって…

この部屋で一体社員達は何をしてるっていうの?


ここを利用するのが嫌になって来たよ…





「岡田はさっさと仕事に戻れ。もうすぐミーティングが始まるぞ」

「はい!あ、それと雑用係の新人の教育ですが…今回は俺がやりましょうか?」


新人の教育って…

岡田さんが私の仕事内容を教えてくれるってこと?


嫌じゃないけど…良くもないかな。
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