部長の溺愛に困惑しています。
まるで先生に注意された生徒みたいな顔をして、口を尖らせる岡田さん。


ちょ、ちょっと!

そんな変な質問しないでよ!!


「違う」なんて言われたらちょっとへこむじゃん…

いや、へこむなんておかしい。

おかしいけど…



今は言われたくない…









「…あのな」


ため息混じりの部長の言葉に、私は半ば諦めて目を離して下を俯いた。








「ここ男子トイレだぞ」


冷静かつ沈着に放った部長の言葉に、私と岡田さんはもう何も言い返すことは出来なくなってしまった。

四コマ漫画のオチのような出来事に顔を赤らめながら、私は沈黙のまま園子の待つテーブルに戻った。
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