部長の溺愛に困惑しています。
少しひんやりとした春の夜風を受け、部長と並んでゆっくりと歩く…

ドキドキしているのに…どこか落ち着くのは何故だろう…






ぎゅ…



「え」


また私の手を握って来る部長。

とっさに見上げて見ると、部長は真剣な顔をして私を見下ろしている。





「あの…ぶ、部長……えっと…」

「北山」

「…はいっ」

「そこ。ドブだから気をつけろ」



…え。



部長が指さした所に目を向けると、私の足元のすぐ先にはドブがありもうすぐではまる寸前の距離に私の足があった。
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