夜の図書室で
 これを見せる前から、すでに、僕は質問しようと決めていたんだけど、


「ここに書いてあるの、もしかして君が書いたんじゃないの? 読もうか」


 さらにダメ押ししてみた。


「えっ」


「殺し屋と」


「ちょっと待って! やめて。よくわかんないけど、それについてなにか言われると、さっきからすごい恥ずかしい」


 気のせいか、ナナちゃんの顔が赤くなったような。幽霊でも恥ずかしいと顔が赤くなるのか、その疑問は置いておくとして。


 これは当たりだな。


 思わず口もとがにやけてきた。


 これは恥ずかしいよな。自作の小説のメモ? が人に読まれたら、心中穏やかではいられないだろ。
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