恋することを知った恋
カジュアルだけど爽やかで大人っぽいデザインの時計が、颯斗にすごく良く似合っている。
あたしがそれをプレゼントしてから、あたしに会うときは毎回つけてくれているの。
もしかして毎日つけてくれてるのかな。
あたしは背の高い颯斗を見上げて、そっと頭を撫でた。
「ありがとう、颯斗」
あたしは最高に可愛いスマイルで微笑んで、颯斗の腕に自分の腕を絡ませた。
「こちらこそ、じゃあ行こっか」
颯斗は少し照れくさそうにして笑うと、あたしの歩幅に合わせて歩き出した。