アイツなんて大っ嫌い








「そういえば、さっき……

俺の裸見て騒いでたけど……


もしかして………
彼氏いたことないの?」





「………っ………////」











変態は、思い出したように私の顔を見て言ってきた

私は、変態に何も言えず黙っていると……









「あー、なるほど……

だから、俺はあんたと結婚しろって言われたわけね……


嫁の貰い手がないから
俺が代わりに貰ってやれと……」






「人をモノ扱いしないでよ……っ!!!

言っておくけどね!
私、モテるんだから!!

ただ彼氏を作らないだけ!」











学校でも、外歩いても
告白されるんだから!!











「ふーん……
じゃあ、なんで彼氏作らないだよ?」






「……………きないから…」






「えっ……?聞こえない
もう一回、大きな声で言って

はい、せーのー!」












コイツ、人を馬鹿にして……っ!!











「………っ……好きな人が出来ないから!!」





「…………え?」





「彼氏って、好きな人と付き合うもんでしょ!?

私、好きな人以外と付き合いたくないの!!」












好きじゃない人と付き合っても
良いことなんてない!!

好きな人と付き合って……
うふふ…な人生送りたいの!!











「あー、はいはい
そういうことね」






「そういうこと……ってなに…」






「だから、お前……
夢見てんだろ?

いつか白馬の王子様が迎えに来てくれる〜とか思ってる感じだろ?」






「なっ……!!」






「夢見るのは勝手だけどさ…

現実をもう少し見て考えろよ?
白馬の王子様なんてお伽話にしか出てこねぇよ


漫画や小説の見過ぎ
現実は、王子様なんてものはいない」






「そ、そんなことない……っ!!
絶対にどこかにはいる!!

私の王子様……っ!!」






「イタイイタイ!!

やめろって!!見てるコッチが恥ずかしいし、痛いわ!」






「最低……っ!!死ね!」











私は、近くにあった漫画の本を取って
変態に投げつけ、部屋から出て行った











王子様……がいなくても…

私を愛して、私も愛する人は必ずいるはず!!


絶対に見つけるんだから……っ!!





< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop