flower
「「……………………」」
暫しの沈黙。
「……ぃ…」
「い?」
浴室から洗面所兼脱衣所に出た私の目の前には、満面の笑みで首を傾げ、バスタオルを両手で広げて待ってる翔太さんが……
「さぁおいで♡」
「いやぁ〜〜△%■○Å∇¶〜!!?」
翔太さんの手にあるバスタオルを素早く取り、翔太さんに背を向けてバスタオルを頭から被りその場に縮こまる。
「そんなに大声出したら近所迷惑。ほら拭いてあげるからおいで。」
チラッと翔太さんの方を覗き見ると、さっきと同じ満面の笑みで両手を広げている。
「いいい、いやいやいや…なんでいるんですか?」
首を傾げて頭にハテナマークを浮かべた翔太さんは、さも当然の様に…
「夕飯の支度も終わったし、そろそろ日向がお風呂上がるかなぁ〜と思って。体拭いてあげようと思って。」
全く持って意味がわかりませんが。
何故翔太さんに体を拭いて貰わなきゃならんのだ。
「もぉとにかく出てってください!」
素っ裸の自分と翔太さんが脱衣場の狭い空間に2人でいるこの状況が耐えられず、バスタオルを体に巻き付け、翔太さんを脱衣場の外へ追い出した。


