御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~
「美月」
だが雪成は新聞をソファーの上に置くと、にっこり笑って腕を広げる。
「おいで」
「えっ!?」
おいでとは!?
驚いたが、行かないという選択肢もなく、じりじりと近づくと、腕を取られて引き寄せられ膝の上に乗せられてしまった。
「ふ、副社長っ!」
「違うだろ」
雪成の唇が美月の首筋に押し付けられる。
「ちゃんと呼ばなきゃお仕置きだ」
(おしおき……おしおきって……。どうしよう。ドキドキする……。)
「雪成さん……」
「正解」
これでおしおきはない、はずだ。
だが、そのままなぜか、美月はソファーの上に押し倒されていた。