御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

「美月」


 だが雪成は新聞をソファーの上に置くと、にっこり笑って腕を広げる。


「おいで」
「えっ!?」


 おいでとは!?

 驚いたが、行かないという選択肢もなく、じりじりと近づくと、腕を取られて引き寄せられ膝の上に乗せられてしまった。


「ふ、副社長っ!」
「違うだろ」


 雪成の唇が美月の首筋に押し付けられる。


「ちゃんと呼ばなきゃお仕置きだ」


(おしおき……おしおきって……。どうしよう。ドキドキする……。)


「雪成さん……」
「正解」


 これでおしおきはない、はずだ。
 だが、そのままなぜか、美月はソファーの上に押し倒されていた。



< 48 / 323 >

この作品をシェア

pagetop