永すぎた春に終止符を
緊張してたのと、ショッピングモールを歩き回った疲れで、立っているのも辛くなってきた。
こんなに買い物で歩き回るなんて久しぶりだったから。
里美は、考え方が男の人みたいだ。目的の店に寄ったら、欲しいものだけ買って帰る。
そういうところ拓海と似てるなと思う。そう言えば、二人とも買い物は、ネットで注文して終わりだし。
「保田さん、私…そろそろ」
もう、足がいたい。一歩も歩けない。
保田さん、驚いて私の顔を見る。
「もう帰るっていうの?えっと、どうしようか。まだ計画の半分も済んでない。っていうより朝、君のところへ迎えに行ってから、全然計画どうりじゃないし」
「保田さん…私…」足が死にそうです。なんて言えないか…
「ちょっと待って、土曜日だし、せっかく出てきたんだから」
保田さんに手を握られて、見つめられた。
「えっと、何ていったらいいのか。かっこ悪いな。ごめん…つまらなかった?さんざん振り回して、君に帰りたいなんて思わせるなんて。元彼なら、こんな不手際しないんだろ?」