カタブツ上司に愛された結果報告書
実さんにキスされちゃうと、いつも身体中の力が抜けてしまう。


それは今も例外ではなく徐々に自分で自分の身体を支えることが困難に陥り、彼の重みを引きつれてベッドに倒れ込んでしまった。


「美海……」


色気を含んだ瞳に見つめられると、今もドキドキして仕方ない。


「実さん……」


何度も身体を重ねたはずなのに、いつも初めてのときのように緊張して仕方ないんだ。






皆さんに追加報告です。


ロボット人間と呼ばれている実さんは、やはり至って普通の男性です!

それもとびっきり色っぽくて、眼鏡を外すとカッコイイんです。

もちろんそんな彼の姿は、誰にも見せたくありません。

私だけが知っている彼の素顔なのだから――。

                   END
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