イレカワリ~番外編~
「まぁ可愛いしな。選んだのはクラスでもイケメンばかりだし、あれ? じゃぁなんで俺は呼ばれなかったんだろうな?」


首を傾げてそんな事を言うので思わず「知らねぇよ!!」と、怒鳴りつけてしまった。


同じように昼食をとっていたクラスメートたちが何事かとこちらに視線を向けている。


「そっか。わからないよなぁ、本人じゃないと」


怒鳴られた純は気にもとめていない様子でそう言った。


「本人にちゃんと話聞かないとなぁ……」


しつこくそう言う純の言葉を、このとき俺は疎ましく感じて無視したんだ……。
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