愛を教えてくれたのは若頭
『再婚したいって、けど私は反対したのっ!!けど、私の意見なんて聞かなかった!再婚して、いきなり家族が出来て…けどあの人が幸せそうだったから諦めた』
そう、静かに暮らそうと思った
高校も本当は資格が取れる就職率がいい商業高校へ行き、卒業後は仕事について一人暮らしをしようと思った
けど…
「なら、いい子で学校に通えば良かったじゃねぇか?」
『嫌だったのよっ!だから反対したのっ!!あいつの目が…、あいつの目がっ…』
あの日を思出だすだけで吐き気がする
忘れようと決めた
何もなかった…と
けどあいつは、あいつは…
『…っ、あ、あ…ああああああーっ』
蘇るあの頃の光景
忘れたくて
けど、忘れられなくて
心にしまいこんでいた記憶
引っ張り出してしまった記憶
私はプツンと意識を手放した