愛を教えてくれたのは若頭
シャワーを浴び、リビングに行けば
美味しそうな匂いがした
「茜、ご飯だよ」
よっちゃんの料理は美味しい
暖かい料理なんて
なかなか味わえない
『やった、たべる!』
椅子に座り、手を合わせて目を瞑る
いただきます、と言い箸を持つ
この動作は嫌でも身についてしまい
初めの頃は、よく
よっちゃんに驚かれた
そりゃそうだ
援助交際をやったいるような奴が
きちんとして、食事をしているんだ
「箸の持ち方が綺麗」
よっちゃんはそれも褒めてくれた
褒められるほとんど無かった私は
とても嬉しかった
『よっちゃん、めちゃくちゃ旨い』
よっちゃんはニッコリ笑ってくれた
なんていうんだろう…
よっちゃんは、お兄ちゃんみたいな…
親戚のお兄ちゃんとか?
そんな感じだろうか、
一緒にいると安心する
けど、私は連泊はしない
これだけは、線引きをする