愛を教えてくれたのは若頭


『その日から…あの人は、母がいない隙を狙って…私を犯したの。けど…』



けど、それも長くは続かなく
母に見つかってしまった
やっと終わる、とホッとしたのも束の間
母が罵声を浴びせたのは私だった


「誰のおかげで、生きてこれたと思ってんのよっ!人の男を誘惑して、なにやってんのよっ!」


母にはそう見えたんだろう
あー、仕方がないのか…




『あの人は…、母に見つかった時の予防をしていたの。母がいつ帰ってくるか、わからないときは…必ず私が上。…それだと私が襲ったように見える…でしょ?』


案の定、母にはそう見えてしまった
罵声とともに母の平手打ちを何度も受けた


「俺がちゃんと断れば良かったんだ、けど茜ちゃんに嫌われたくなくて…茜ちゃんが少しでも俺に心を開いてくれたらって…、すまない、君を裏切るような真似をしてしまった」


あの人は嘘を並べ、母に謝り
母の同情を買った

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