愛を教えてくれたのは若頭


あれれ?と思ったが
不思議なことじゃないと思い
一人で広いお風呂を満喫した


リビングへ行けば
さっきキッチンで見かけた
高いぞ、これはというお酒を
堂城さんはソファに座って飲んでいた

テーブルの上には空のグラス
もしかして、と堂城さんの隣に座る


『これって、私の?』


「ああ、ここなら飲んでも誰にも迷惑かけないだろ」


そう言ってグラスに注がれた
キラキラと輝くゴールドの飲み物


あー、綺麗だ
グラスを持ち眺めていたら
カツン、とグラスをぶつけられた


「乾杯、だろ?」


そう言って見せた堂城さんの顔に
私は赤面してしまった


仏頂面が印象的な堂城さん
けど、話してみたら
結構笑うんだ…しかも可愛い

もしかしたら、ツンデレなのかな?
こういう人に女は弱いんだろうな
そんな女の子に憧れちゃうな…

そう思いながら
アルコールを流し込んだ

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