愛を教えてくれたのは若頭



よっちゃんも
私を買ってくれた男たちの一人



『週1回、さっきのとこにいるから、気が向いたらまた声をかけて』


そう言って別れた次の週
よっちゃんは私を待っていた


よっぽど溜まってるんだ、と思って
別にお金さえ貰えたら別にいいや、と
よっちゃんにまた買われた


それが毎週、続いた
もしかして、ヤバイ奴かな?
そう思ったけど
よっちゃんは別に怪しくなかった

やらない時もある
けど、きちんとお金は払ってくれて…
よっちゃんはホテルの部屋で
パソコンを出し仕事をする時もあった



『仕事、忙しいなら買わなきゃいいのに』


「君との空間が好きなんだ」



私との?…空間?
よっちゃんが私を買う理由

それから
私の中で彼は違う括りになって行った

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