だけど彼には彼女がいる
ガララララララ
ふいに美術室のドアが開く。
この時間には美術の先生ですら職員室で仕事をしていて美術室には入って来ない。
入ってくるのは私と、
私の友達。
「夏菜(カナ)〜〜〜〜!!!!」
勢いよくドアを開けて私に飛びついてきた。
「わわわわわっ!!!!」
彩智(サチ)の勢いがいつもよりも凄くて受けとめることが出来なかった。
2人一緒に倒れ込む。
「彩智勢いよすぎ!!転んじゃったじゃん笑!!」
「ごめんごめん!!成宮くんいた??」
窓の方に目を向ける彩智。
「いたよ〜!!今日もかっこよかった!!彼女と一緒だったけど!」