永遠dream
「…………どうしたの?」

私は平静を装った。

 「…………昨日の。」

あ…………っ!

ほんとだ!

私は今日、それを謝るつもりだったのに!

「昨日はごめんなさい!」

私は深く頭を下げた。

………………

沈黙がこわくて、私はレイさんを覗き見た。
顔はよく見えない。

 「…………許さねぇ。」



その声のはおもりのように私の中に落ちていった。

どうしよう…………

あ゛ー…………

…………でもそりゃあそうだよね。

もう絶対めちゃくちゃ怒ってるよ…………

フッ―――

レイさんから笑い声がもれる。

「嘘だよ。」

その優しい声に私は顔を上げた。

見えたのは優しい笑顔と、そして…………

赫い目。

…………そうだった。

昨日、レイさんは私の家にいたんだった。

血を欲してるに違いない。

私は、レイさんの部屋に入った。
< 53 / 200 >

この作品をシェア

pagetop