君に会えたら伝えたい事がある。
9時ちょうどに玄関前に行くとスーツから黒いTシャツとジーンズに着替えた彼女が僕を待っていた。外はすでに日が落ち真っ暗で電柱も少ないこの村は月明かりと星空がとても美しかった。
「行きたい方向とかある?無いなら私のいつものコースでいくけど」
「散歩なんてあんまり行かないしまかせるよ」そう言うと彼女は玄関を出てすぐに右の方向へ歩き出した。よく行くバーの横を通り過ぎひたすらまっすぐ200mほど歩いたところで彼女は左に曲がり僕らは坂道を降りていった。歩いている間、彼女は僕に色んな質問をした。兄弟はいるかとかどのくらいタイに帰ってないかとか聞いた。
僕には4つ年上のお兄ちゃんがいて彼は今ロンドンでエンジニアの勉強をしているということ、僕と違ってお兄ちゃんは女の人によくモテるしお酒も飲むし物凄くヘビースモーカーで数々の失態を見てきたと説明すると、彼女は笑って「反面教師ってこと?」と聞いた。確かに僕と僕の兄の生活は真逆に見えるけど僕は兄を尊敬している。僕の料理を初めて褒めてくれたのも兄だったし、僕が家でふざけていて階段から落ちて気を失ったとき兄が病院まで車で運んでくれた話もした。この時、兄は無免許で、この、後父さんにこっぴどく叱られるんだけど、タイで救急車呼んだところであまりに時間がかかりすぎるからこうする他に方法は無かったと話した。僕が夢中で兄の事を語る間ハナは一度も退屈そうな顔を見せず笑ったり真剣な顔をしたり色んな表情を見せてくれた。
「行きたい方向とかある?無いなら私のいつものコースでいくけど」
「散歩なんてあんまり行かないしまかせるよ」そう言うと彼女は玄関を出てすぐに右の方向へ歩き出した。よく行くバーの横を通り過ぎひたすらまっすぐ200mほど歩いたところで彼女は左に曲がり僕らは坂道を降りていった。歩いている間、彼女は僕に色んな質問をした。兄弟はいるかとかどのくらいタイに帰ってないかとか聞いた。
僕には4つ年上のお兄ちゃんがいて彼は今ロンドンでエンジニアの勉強をしているということ、僕と違ってお兄ちゃんは女の人によくモテるしお酒も飲むし物凄くヘビースモーカーで数々の失態を見てきたと説明すると、彼女は笑って「反面教師ってこと?」と聞いた。確かに僕と僕の兄の生活は真逆に見えるけど僕は兄を尊敬している。僕の料理を初めて褒めてくれたのも兄だったし、僕が家でふざけていて階段から落ちて気を失ったとき兄が病院まで車で運んでくれた話もした。この時、兄は無免許で、この、後父さんにこっぴどく叱られるんだけど、タイで救急車呼んだところであまりに時間がかかりすぎるからこうする他に方法は無かったと話した。僕が夢中で兄の事を語る間ハナは一度も退屈そうな顔を見せず笑ったり真剣な顔をしたり色んな表情を見せてくれた。