君に会えたら伝えたい事がある。
ハナとレオとアルベルトはバーを出る前に僕らのテーブルの方にきた。アルベルトがいつものように調子はどうかとか短めの会話を僕らと交わしていく。アルベルトが僕らと話している間、レオは左手をハナの腰に回して彼女の耳元で何かを囁いていた。彼女はレオの言葉を真顔で聞きながら首を縦に振り頷いていた。僕はさっきの噂話よりもよっぽどこの二人が何を今話しているのかの方が気になりアルベルトが僕に話しかけている間も僕の注意は完全にレオとハナに向けられていた。