百鬼の主
勇気site

ガラ
ギリギリセーフだな
「はよう黒崎」
「お早う水城」
こいつは水城玲音『みずき れお』少し五月蝿いけど俺の親友
「珍しいなお前が遅刻ギリギリなんて?」
「まあちょっとなそろそろ席につけよ先生来るぞ」
水城は席に戻り朝のホームルームと授業が始まった

キーコーンカーンコーン
昼休みのチャイムが鳴る


「黒崎屋上行こうぜ!」
「ああ今行く」

ガシッ
「水城君何処に行くのかな?」
「何だよ柘榴、今日は何のようだよ?」

彼女は中井柘榴『なかい ざくろ』水城の幼なじみけん彼女だ、二人はクラスが違うがよくうちのクラスに来ることが多い

「今日は私と一緒にお昼食べるて約束したじゃん!まさかとは思うけども忘れてたんじゃないよね」
水城やつ忘れてたな…
「いやそんな事は無いぞ!」
水城は相変わらず嘘が下手だな
「相変わらず嘘が下手ね」
ハアー此は長くなりそうだな全くこの二人は昼休み終わるぞ先に行くか
「二人共早くしないと昼休み終わるぞ、水城俺はいつもの何処に居るから今日は中井との約束を守れよな」
「ちょ待てよ!黒崎!」
グイ
「黒崎君後でね」
なんか水城が言ったような気がするかまあいいか

俺は屋上に向かった

…!妖気こんな昼間からそれに人の気配も
俺は妖気の元に行った

シュオオオオ
「遅かったね勇気君」
「戸々は学校だ何で部外者のあなた方居るんですか…剣聖夜さん」

彼は剣聖夜祓い屋をしている、祓い屋とは俺達陰陽師とは違い主に封印や徐霊をしている

「いやなに近くで妖気を感じたのでね君だ授業をしているかもしれないのでね」

余計な事を
「なら用がないなら早くどっか行って下さい学校の奴等に張れたらお互い面倒くさので」
それに俺は個人的こいつは嫌いだ…
「そう睨み付けないでくれよ
全く君は冷たいねじゃあ僕は行くよ
そうだ今日帰ってくる龍騎君によろいく言っておいてくれ」
そう言って剣さんは学校から出ていった

キーコーンカーンコーン
!マジかよもう昼休み終わりかよ、後二時間だけだしサボるか

「おい!勇気何サボってんだよ」
うるさいやつが来たかしかも何か起こってるし
「何だようるさい」
「うるさいとは何だよ、サボンなら俺も誘えよ!」

「二人ともなーにしてるかな?」

…!中井何かめちゃくちゃ怒ってるし…
「柘榴…俺はただ黒崎がサボってるから注意してただけだよ」

水城の奴相変わらず嘘が下手だなバレバレだぞ

「はいはい言い訳は良いから、それに玲音もさっきサボンなら俺も誘えよって言ってたよね」
長くなりそうだなそれに今日は兄さんが帰ってくるから速く帰れて椿に言われるししょうがない
「中井もう其処までにしょうぜ俺は別に玲音を誘う気は無いし」
「私が言ってるのはサボらないで授業受けないとダメだって言ってるの、黒崎君頭いいけども出席に数無いと補習だよ?
玲音は馬鹿だからサボったら補習の確率上がるし」
「おい!柘榴俺が馬鹿だって言いたいのかよ!」
何か二人とも言い合ってるし今のうちに帰るか
「じゃあな二人とも俺先帰るわ」
「ちょっと黒崎君!」
(黒崎の奴逃げたなじゃあ俺も逃げよと)

ガシッ
「何処に行くのかな?水城君」
「いや黒崎帰ったし俺も帰ろうかなーて」
「いいけども帰りに何か奢てくれるもんね」
(マジかよ!黒崎の奴に俺も今度奢らせるか)













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