欲情プール
「どう、かな…
でも慧剛だって、私の身体ナシじゃいられないって…」


「…そうだな。
俺は…

茉歩ナシじゃいられない」


一度伏せた目が、私を獲物のように捕らえた。



どうゆう、意味?
ただ略しただけ…?

心臓が止まるかと思ったその言葉は、身体を激しく疼かせて。


「私も…
慧剛ナシじゃいられないっ…!」

その返しを皮切りに。


激流に飲まれる勢いで、再びお互いの身体に溺れた。




だけど…
今日の慧剛の欲情は、尋常じゃなくて。


何度も何度も、底知れず私を求めて…

これ以上求められたら、ほんとに壊れちゃう…!
そんな状態になっても。

収まるどころか、もっと激しく貪って。


だけど私も、それでもまだ慧剛を求めてて。

2人とも狂ってるとしか言いようがないくらい、ひたすらに欲情をぶつけてた。






「どうした、の…?
今日は、いつもより…」


「悪い…

どこか痛いか?」


息も絶え絶えに、ぐったりとした私に。
荒い呼吸で、不安そうに問い掛ける慧剛。


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