欲情プール
夏も終わりに差し掛かって。
「茉歩の事が、解らない…」
ピロートークで…
もはや口癖のように、相変わらずそう呟く慧剛。
「またそれ?
人を見る目に長けてるんじゃなかったの?」
「そのつもりだった。
けど…
茉歩の事だけ解らない」
なにそれ。
人を変わり者みたいに…
「解らなくていいよ」
この関係が終わるかもしれないと思った、あの日。
失いそうになって初めて…
慧剛しか要らないと思った。
慧剛が全てになってるこの心は…
重過ぎて、その人生の足を引っ張るだけで。
知られる訳にはいかない。
私は慧剛の目的を、選んだ道をサポートするだけ。
なのに、それを探るかのように…
もしくは、何かを伝えるかのように…
たまに切なげで訴えるような目が向けられるから。
心臓がドクン!と、弾けそうなくらい反応して…
高揚の波にのまれる。
そして今もまた。
だけど今回は、その肉食獣の瞳で私を逃さないように見つめて…
耐えられずに逸らしても、その都度「茉歩」と呼び戻されて。
逸らす事も出来ずに…
身体が、心が、どうしょうもなく悶える…!
「茉歩の事が、解らない…」
ピロートークで…
もはや口癖のように、相変わらずそう呟く慧剛。
「またそれ?
人を見る目に長けてるんじゃなかったの?」
「そのつもりだった。
けど…
茉歩の事だけ解らない」
なにそれ。
人を変わり者みたいに…
「解らなくていいよ」
この関係が終わるかもしれないと思った、あの日。
失いそうになって初めて…
慧剛しか要らないと思った。
慧剛が全てになってるこの心は…
重過ぎて、その人生の足を引っ張るだけで。
知られる訳にはいかない。
私は慧剛の目的を、選んだ道をサポートするだけ。
なのに、それを探るかのように…
もしくは、何かを伝えるかのように…
たまに切なげで訴えるような目が向けられるから。
心臓がドクン!と、弾けそうなくらい反応して…
高揚の波にのまれる。
そして今もまた。
だけど今回は、その肉食獣の瞳で私を逃さないように見つめて…
耐えられずに逸らしても、その都度「茉歩」と呼び戻されて。
逸らす事も出来ずに…
身体が、心が、どうしょうもなく悶える…!