欲情プール
堀内聡、か…
調査データに写るずいぶんと甘いマスクのその男は、このビルの住人で。
何度か挨拶を交わした記憶も残ってる。
そしてプロジェクトが落ち着いた頃には、そいつはオーナーズルームに入り浸るようになっていて…
〈今相手の男が対象者の部屋に入りました〉
調査員からのメール報告に、帰宅を躊躇う。
この時間帯に堂々と…
どういうつもりなんだ?
どうやら堀内の方は俺の存在を知らないようだが…
鉢合わせて婚約解消にでも持っていくつもりか?
だとしたらその手に乗る訳がないし。
まだ内々に進めてる婚約を、下手に口外したくなかった。
幸い専務室は住居仕様を改造した造りで、浴室もベッドルームも備わってる。
とはいえ、いつまでも帰らない訳にはいかないな…
「…さて、どうしてくれようか」
そうして俺は、堀内の奥さんに目をつけた。
上手く利用すれば、2人の関係を終わらせられるんじゃないか?と。
奥さんの方もまた、何度か挨拶を交わした顔で…
可憐な面持ちに反して、クールでキャリアウーマンといった雰囲気が印象的だった。
調査データに写るずいぶんと甘いマスクのその男は、このビルの住人で。
何度か挨拶を交わした記憶も残ってる。
そしてプロジェクトが落ち着いた頃には、そいつはオーナーズルームに入り浸るようになっていて…
〈今相手の男が対象者の部屋に入りました〉
調査員からのメール報告に、帰宅を躊躇う。
この時間帯に堂々と…
どういうつもりなんだ?
どうやら堀内の方は俺の存在を知らないようだが…
鉢合わせて婚約解消にでも持っていくつもりか?
だとしたらその手に乗る訳がないし。
まだ内々に進めてる婚約を、下手に口外したくなかった。
幸い専務室は住居仕様を改造した造りで、浴室もベッドルームも備わってる。
とはいえ、いつまでも帰らない訳にはいかないな…
「…さて、どうしてくれようか」
そうして俺は、堀内の奥さんに目をつけた。
上手く利用すれば、2人の関係を終わらせられるんじゃないか?と。
奥さんの方もまた、何度か挨拶を交わした顔で…
可憐な面持ちに反して、クールでキャリアウーマンといった雰囲気が印象的だった。