欲情プール
それから一週間が経ち…


予想以上に有能で頑張りすぎる茉歩は、しばらく胸の痛みを邪魔してくれるはずの業務をほとんど覚えてて。

そんな中、堀内と何かあったのか…
今日は塞ぎ込んだ雰囲気を滲ませてた。


「茉歩、メシに付き合ってくれ」

当然フォローを入れるし、頑張りも労いたい。


「…仕事とプライベートは、きっちり分けてくれる筈じゃ?」

でも当の本人はそんな気分じゃないだろうから…


「そのつもりだったけど、そんな塞ぎこんだ顔で仕事されたんじゃ敵わない。

…あ。焼き肉とか元気でるんじゃないか?」

そうやって半ば強引に連れ出した。




「焼くのは俺に任せていっぱい食えよ?」

そうやって元気づけながらも、意味深な発言で距離も縮めようとしてるのに…


「プライベートの時間は、私じゃなく彼女さんに使って下さい」

なかなか手強い茉歩。


「別れたんだ。少し前に」

「込み入った事を、すみません…」

「いや、全然いいよ。
寧ろお互い、プライベートもある程度把握しといた方がいいし…
それに、たまにはグチ零したり?こうやって聞いてくれる相手がいると助かる」
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