欲情プール
なのに常務から指摘された問題点の改善案が見つからず。

そのプレゼンに向けて、頭を悩ませていると…


「この顧客行動追跡ツールなんですが、前の会社で制作したばかりのツールの方が使いやすいかと思うんですが…」

茉歩から思わぬ提案が持ちかけられる。


詳しく聞くと、それは願ってもない内容で…
問題点の改善案になるものだった。


「でかした茉歩!
こんな凄いツール、よく制作したな!」


「良かったです。
ではこの件に関する諸作業等は、全て私に任せてもらえますか?」

こっちは救われたっていうのに、作業を増やしたと気にしてるんだろう。


「プレゼンまで寝ない気か?
茉歩は前社と、そのツール導入の段取りだけ進めてくれ。
他の作業は俺が周りに振り分ける」

といっても今は誰もが手一杯だけど、そう言って茉歩を安心させたかった。

作業は俺がやれば済む事だ。


「専務の手腕、ある意味惚れ惚れします」

「茉歩に惚れられたら、もっと嬉しいけどね」
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