欲情プール
茉歩は嫌がる素振りもなく、黙って俺に付いて来て…

つまりそれは、OKだという事で。


部屋に入るなり。

今まで抑えてた何かが一気に弾けて、唇から夢中で茉歩を取り込んだ。


そして惹き込まれるように、お互いの肌と熱を求め合って…

その身体を欲し合う。


ヤバいくらい感じてる茉歩が可愛くて、可愛くて、可愛くて……

俺の理性は壊される。


本来は淡白なのに、激しく何度も茉歩を欲して…
いつもクールな茉歩も、情熱的に俺を求めてた。


専務じゃなく名前で呼んで欲しくて、それを示唆すると。


「ああっっ…慧剛っ!」

身体を震わせながら、そうしがみついてきた茉歩が…

愛しくて堪らなくなる。



もっともっと茉歩が欲しくて。

一時も離れていられないその肌に…
心を燃やすようなその熱に…

俺は止めどなく溺れていった。





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