夢を忘れた眠り姫
洗面所に行きうがいと洗顔、部屋に戻って基礎化粧まで済ませてからキッチンに向かい、いつものごとくご飯を温めて真っ先に仏壇に上げてお祈りしたあと一旦キッチンへ。
その後ご飯を下げ、納豆ちゃんをかけてダイニングで食し、後片付けをして食後のコーヒーを啜っていると、貴志さんが現れた。
「今日、貴志さんはスーパーに行く予定なんですよね」
「ああ…」
気だるげに、朝食作りを始めた彼に問いかける。
「君におかずを作ってもらう事にはなったけど、朝はこれからもパンとサラダにするつもりだから。そろそろ仕入れておかないと」
「では、私もご一緒して良いですか?」
「……え?」
「今ある作り置きのおかず、やはり二人で食べるとなると瞬く間に減って行きますから。今日のうちに食材を仕入れて来て、ストックを増やしておこうかな、と思いまして」
「ああ、そういう事か。もちろん。一緒に行こう」
そのやり取りでだいぶ目が覚めたのか、口調はいつもの貴志さんに近付いて来ていた。
「今後俺が一人で買い出しを任される時もあるだろうから、普段君がどういう物を選んでいるのかリサーチしておかないとな」
「いや…。そこは別に私に合わせてくれなくても大丈夫ですよ?っていうか、その日その店で最安値の物を選んで買ってるので、産地だのメーカーだのブランドなんかには一切こだわりはないですし」
その後ご飯を下げ、納豆ちゃんをかけてダイニングで食し、後片付けをして食後のコーヒーを啜っていると、貴志さんが現れた。
「今日、貴志さんはスーパーに行く予定なんですよね」
「ああ…」
気だるげに、朝食作りを始めた彼に問いかける。
「君におかずを作ってもらう事にはなったけど、朝はこれからもパンとサラダにするつもりだから。そろそろ仕入れておかないと」
「では、私もご一緒して良いですか?」
「……え?」
「今ある作り置きのおかず、やはり二人で食べるとなると瞬く間に減って行きますから。今日のうちに食材を仕入れて来て、ストックを増やしておこうかな、と思いまして」
「ああ、そういう事か。もちろん。一緒に行こう」
そのやり取りでだいぶ目が覚めたのか、口調はいつもの貴志さんに近付いて来ていた。
「今後俺が一人で買い出しを任される時もあるだろうから、普段君がどういう物を選んでいるのかリサーチしておかないとな」
「いや…。そこは別に私に合わせてくれなくても大丈夫ですよ?っていうか、その日その店で最安値の物を選んで買ってるので、産地だのメーカーだのブランドなんかには一切こだわりはないですし」