夢を忘れた眠り姫
「えっと…。永井さんの方はとりあえずおいといて、内藤さんの会社案内っていうのは何ですか?広報か宣伝担当の方なんですか?」
「いやいや、まさか。総勢5人しかいない事務所なんだから、そんな部門なんかないですよ」
苦笑いを浮かべ、左手をブンブンと振りながらベンさんは否定する。
「ただ、代表として何とか自分の会社をアピールしたいな~と思って。そんで、プロにホームページを開設してもらうと高いから、自分で無料で作れるとこを選んだんです。作るっていってもテンプレがあって、それを選択するだけだし」
「えっ。あなたが経営者なんですか?すごい…」
「しがない自営業ですよ」
『ふ』と笑みを浮かべてから、ベンさんは再びチキンにかぶりついた。
「……てことは、お互いのホームページを見て、どちらかがメッセージや感想を送って交流が始まったという事ですか?」
「あ、いえ。きっかけはそうじゃないんです」
モグモグしているベンさんに代わって私が解説した。
「そのサイトの運営者がユーザー同士の懇親会を定期的に開催してて、そこで知り合ったんです。抽選だから申し込んだとしても必ず参加できるとは限らないんですけど」
「でも競争率はそんな高くないよな。その会が開かれるのはいつも平日の真っ昼間だし」
そこでベンさんが会話に戻った。
「いやいや、まさか。総勢5人しかいない事務所なんだから、そんな部門なんかないですよ」
苦笑いを浮かべ、左手をブンブンと振りながらベンさんは否定する。
「ただ、代表として何とか自分の会社をアピールしたいな~と思って。そんで、プロにホームページを開設してもらうと高いから、自分で無料で作れるとこを選んだんです。作るっていってもテンプレがあって、それを選択するだけだし」
「えっ。あなたが経営者なんですか?すごい…」
「しがない自営業ですよ」
『ふ』と笑みを浮かべてから、ベンさんは再びチキンにかぶりついた。
「……てことは、お互いのホームページを見て、どちらかがメッセージや感想を送って交流が始まったという事ですか?」
「あ、いえ。きっかけはそうじゃないんです」
モグモグしているベンさんに代わって私が解説した。
「そのサイトの運営者がユーザー同士の懇親会を定期的に開催してて、そこで知り合ったんです。抽選だから申し込んだとしても必ず参加できるとは限らないんですけど」
「でも競争率はそんな高くないよな。その会が開かれるのはいつも平日の真っ昼間だし」
そこでベンさんが会話に戻った。