夢を忘れた眠り姫
ちなみに溜まっていた有給をフルに活用するので、来年のお正月明けまで仕事をしなくて済むようだ。
でも、考えてみたらそうだよね。
いくら心構えがあったとしても異国の地に突然赴く事になり、バタバタと引っ越ししてそれが落ち着かないうちに「はい、じゃあ明日から仕事ね」では精神的負荷が半端ない。
ある程度の猶予期間は与えてもらわないと。
ただし、突然のルームシェアの解消はあくまでも相棒さん側の都合で、貴志さんに色々と迷惑をかけてしまうし、また、月の途中までは住んでいた訳だから、今月分の家賃はきちんと負担してくれるようだ。
とにかくそういう訳で、貴志さん側はいつでも受け入れ準備OKなこと、早く入居したいならば不動産屋さんに行くのも急いだ方が良いとのことだった。
また、恋人の演技をする上で必要な貴志さんの家庭の事情もサラッと書かれていた。
彼のお家は母子家庭で、実家は埼玉。
大学進学を機に貴志さんは上京し、あまり帰省する事はないのだけれど、母親の方から頻繁に連絡があり、なんやかんやと干渉して来るらしい。
特に今回の見合い話にはかなり乗り気で押し付けが激しく、それを断る為にはやはり『同棲している彼女がいる』くらいのインパクトが必要であるということが書かれていた。
騙す相手を「両親」ではなく「母親」と言った時に、もしかしたらとは思ったんだけど、あの時の直感は正しかったようだ。
でも、考えてみたらそうだよね。
いくら心構えがあったとしても異国の地に突然赴く事になり、バタバタと引っ越ししてそれが落ち着かないうちに「はい、じゃあ明日から仕事ね」では精神的負荷が半端ない。
ある程度の猶予期間は与えてもらわないと。
ただし、突然のルームシェアの解消はあくまでも相棒さん側の都合で、貴志さんに色々と迷惑をかけてしまうし、また、月の途中までは住んでいた訳だから、今月分の家賃はきちんと負担してくれるようだ。
とにかくそういう訳で、貴志さん側はいつでも受け入れ準備OKなこと、早く入居したいならば不動産屋さんに行くのも急いだ方が良いとのことだった。
また、恋人の演技をする上で必要な貴志さんの家庭の事情もサラッと書かれていた。
彼のお家は母子家庭で、実家は埼玉。
大学進学を機に貴志さんは上京し、あまり帰省する事はないのだけれど、母親の方から頻繁に連絡があり、なんやかんやと干渉して来るらしい。
特に今回の見合い話にはかなり乗り気で押し付けが激しく、それを断る為にはやはり『同棲している彼女がいる』くらいのインパクトが必要であるということが書かれていた。
騙す相手を「両親」ではなく「母親」と言った時に、もしかしたらとは思ったんだけど、あの時の直感は正しかったようだ。