あなたの「おやすみ」で眠りにつきたい。


「……」

沈黙しかできなかった。
貧血なのに、更に顔から血の気がひいていく。

忙しくて忘れていた。
……来てない。

毎月必ずあるのに、予定日はとうに過ぎている。

何も伝えなくても、先生は私の顔を見て分かったのか、励ますように、私の手を握った。

「ハッキリさせてきなさい。部のほうには私からも早退させるように言っておくわ」

「……はい」

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