君のことが大好きです。
「オムライスお待たせしましたー!」
学食のおばさんの明るい声が響く。
「ありがとうございます。」
そう言って、席へ向かう。
「なんか、今更だけど美来が来てから楽しいね!」
急にそんなことを言ってきた羽湖ちゃん。
そんなことを言われたら泣きそうになってしまう。
「確かに。美来が来てから、羽湖も楽しそうだな。まあ俺もだけど。」
海ちゃん……。
2人が私のことをそんな風に見てくれてた。
それだけで十分なはずなのに
私はもっと仲良くしたいと思ってしまう。
また、人を信じたいと思ってしまうよ。
ねぇ、天国にいるあなたは私が少し、ほんの少しだけ幸せになることを許してくれる…?
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