運命の恋は健康診断から始まる

私も、ちゃんと自分の気持ち伝えなきゃ。


「私も、好きです。宗一郎さんのこと……あの人、結城さんに先に言われちゃいましたけど。すごく好きです」


そう言うと宗一郎さんが嬉しそうに笑って、ピタッと止まって真顔になる。


「そういや、結城。なんで歩ちゃんのこと分かったんだろ。好きな子出来たとは話したけど、健診センターの子とかそういうのは言ってないのに」


不思議そうにそう言う宗一郎さんに私は赤くなる。


そんな私を見て、宗一郎さんは首を傾げた。


これ、私が言わないとダメなのかな。


私と話してる宗一郎さんの顔見て分かったとか。私から言うのはすごい恥ずかしいんだけど。


「ゆ、結城さんが。私と話してるの見てすぐ分かったそうで。その……好きなの駄々漏れだって言ってました」


それを伝えると宗一郎さんは一瞬目を見開いて、それから両手で顔を覆った。


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