運命の恋は健康診断から始まる

また二人で歩き出して本屋に着くと入口のドアを開けながら宗一郎さんが私を振り返る。


「はい、どうぞ。歩ちゃん、本屋で何買うの?」


宗一郎さんがドアを押さえていてくれてる間にお店に入った私は宗一郎さんを振り返った。


「私、趣味が読書なので。土日に読む本を何か買おうかと」


私に続いてお店に入ってきた宗一郎さんは私の言葉を聞いて驚いている。


「へえ、俺も趣味読書。どんなの読むの?」


あ、趣味が一緒とかちょっと嬉しいかもしれない。そう思ってニコニコしながら宗一郎さんを見上げる。


「ミステリーばっかりですよ。自己啓発とかはあんまり読まないです」


そう答えた私に宗一郎さんは嬉しそうに微笑む。


「俺も。じゃあ行くコーナーも一緒だね」


趣味も読むジャンルも一緒なんだ。宗一郎さんは、どんな本読むんだろう。


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