Pioneerーあなたは私のパイオニアー
「高村先生」
17時頃。仕事を終え帰宅しようと職員玄関を出たら、荒木先生に声をかけられた。
「はい、何でしょうか?」
少し笑顔で答えてみる。
「あの…一緒に来てほしい場所があるんだけど。今日、大丈夫?」
今日この後の予定は、何も無かったはずだ。にしても、それってどこだろう…?
「はい、大丈夫です…どこですか?」
「良かった。俺の車乗って?あと、場所は秘密だよ」
秘密かぁ…何だろう。あぁ、気になる…。
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