イジワル御曹司と花嫁契約
彼の大きな胸の中に包まれて、さっきまで不安で仕方なかった気持ちが安らぎに変わっていく。
「大丈夫、俺が絶対に死なせない」
彰貴の言葉は、なぜか本当に大丈夫になるような気がするほど重みがあった。
「……うん」
彰貴の背中に手をまわし、私も力強く抱きしめる。
大丈夫、きっと上手くいく。
自然とそう思えるようになって、息を吸うことが楽になった。
大きく深呼吸すると、彰貴の匂いに全身包まれて、とても温かい気持ちになった。
……彰貴が、好き。
愛してる。
もう止められない。
互いをしっかりと抱きしめながら、どれほどの時が流れたのだろう。
終了予定時刻の五時間はすっかり過ぎていて、六時間が経過していた。
抱き合った手をほどき、並んで長椅子に座る。
手は恋人繋ぎをして、彰貴の肩に頭を寄せていた。
そうして六時間半が過ぎた頃、ようやく手術中の赤いランプは消えた。
ほどなくして、担当医が出てきた。
「大丈夫、俺が絶対に死なせない」
彰貴の言葉は、なぜか本当に大丈夫になるような気がするほど重みがあった。
「……うん」
彰貴の背中に手をまわし、私も力強く抱きしめる。
大丈夫、きっと上手くいく。
自然とそう思えるようになって、息を吸うことが楽になった。
大きく深呼吸すると、彰貴の匂いに全身包まれて、とても温かい気持ちになった。
……彰貴が、好き。
愛してる。
もう止められない。
互いをしっかりと抱きしめながら、どれほどの時が流れたのだろう。
終了予定時刻の五時間はすっかり過ぎていて、六時間が経過していた。
抱き合った手をほどき、並んで長椅子に座る。
手は恋人繋ぎをして、彰貴の肩に頭を寄せていた。
そうして六時間半が過ぎた頃、ようやく手術中の赤いランプは消えた。
ほどなくして、担当医が出てきた。