イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
「メール、きてたよ」
コンビニに行って、総務部に戻った私を出迎えたのは、パソコンの受信メールの画面を冷めた目で見る真下さんだった。
外は雨が降りそうで、湿気がむんむん立ち込めて、息が詰まりそうだった。
「日浦と角倉の結婚を、社員みんなでお祝いしよう!だってよ。辰巳さん、行くの?」
最初の一行に目を通したところで、パソコンの画面が波打って見える。
視界がゆらめく。潤んでいるんだ。
「大丈夫?」と、真下さんが優しい声で言った。
昨日よりももっと、大丈夫じゃなくなったような気がする。
日浦に、あんなに露骨に嫌そうな顔をされて。
悲しい、というよりも、むなしいの方が合ってるかもしれない。
心にぽっかりと、穴が空いていて。
どろどろに溶かしたチョコレートでも流し込めば、日浦とのことなんて、傷付いたことなんて。
全部全部、無かったことに出来るのかな。
「わぁ、いい匂い…」
玄関のドアを開けた矢先、チョコレートの甘い匂いが鼻を掠めた。部屋に入ると、その香りは部屋中に充満している。
「あ、お帰り。」
キッチンで洗い物をしていた鈴木さんが、腕捲りをして私に言った。
昨夜はあれから同期が使っていた部屋に、親が泊まりに来たとき用の予備の布団を敷いた。
結構遅くまで私は起きてたんだけど、その部屋から物音ひとつしなかったから、鈴木さんは風邪薬が効いたのかぐっすり眠れたみたいだった。
コンビニに行って、総務部に戻った私を出迎えたのは、パソコンの受信メールの画面を冷めた目で見る真下さんだった。
外は雨が降りそうで、湿気がむんむん立ち込めて、息が詰まりそうだった。
「日浦と角倉の結婚を、社員みんなでお祝いしよう!だってよ。辰巳さん、行くの?」
最初の一行に目を通したところで、パソコンの画面が波打って見える。
視界がゆらめく。潤んでいるんだ。
「大丈夫?」と、真下さんが優しい声で言った。
昨日よりももっと、大丈夫じゃなくなったような気がする。
日浦に、あんなに露骨に嫌そうな顔をされて。
悲しい、というよりも、むなしいの方が合ってるかもしれない。
心にぽっかりと、穴が空いていて。
どろどろに溶かしたチョコレートでも流し込めば、日浦とのことなんて、傷付いたことなんて。
全部全部、無かったことに出来るのかな。
「わぁ、いい匂い…」
玄関のドアを開けた矢先、チョコレートの甘い匂いが鼻を掠めた。部屋に入ると、その香りは部屋中に充満している。
「あ、お帰り。」
キッチンで洗い物をしていた鈴木さんが、腕捲りをして私に言った。
昨夜はあれから同期が使っていた部屋に、親が泊まりに来たとき用の予備の布団を敷いた。
結構遅くまで私は起きてたんだけど、その部屋から物音ひとつしなかったから、鈴木さんは風邪薬が効いたのかぐっすり眠れたみたいだった。