イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
◇ ◇ ◇
駅前のいつもの居酒屋。宴会用の大広間を貸し切りにした。
私は鈴木さんが選んでくれたプレゼントを持ってきたんだけど、他の同期が花束も手配してくれていたので、会の最後に一緒に渡してもらうよう頼んだ。
「__それでは、日浦くんと角倉さんの結婚を祝して、乾杯といきましょう!」
営業課の先輩が、威勢良くジョッキを掲げた。
大広間を満席にするほどの社員たちが、一斉に乾杯、と叫んだ。日浦と角倉さんが、にっこりと顔を見合わせてグラスを合わせている。
「すごい出席率ねぇ」
隣に座る真下さんが、ぐるりと周りを見渡した。
「こういうの、好きだよね。うちの社員って」
「確かに、例のバーベキュー大会とかもそうですけど、こういった宴とか大好きな方が多いんでしょうね」
「辰巳さん、大丈夫?」
料理をいただこうと、割り箸を割っていると、真下さんが眉を潜めた。
「へ?大丈夫、ですけど…」
「そう?なら、良かった。今夜、辰巳さんは参加しないと思ったよ。」
ちらちらと、主役の二人を盗み見ながら、真下さんが小声で言った。
釣られて私もそちらを見る。角倉さんが取り分けたサラダのお皿を、日浦が微笑みながら受け取っている。
“大丈夫?”って、そういうことか。
あの二人のあんな姿を目の当たりにして、おめでとうって言えるか?って。
「あ…、今日渡す同期一同からのお祝いの品を準備しておくよう頼まれたので。」
駅前のいつもの居酒屋。宴会用の大広間を貸し切りにした。
私は鈴木さんが選んでくれたプレゼントを持ってきたんだけど、他の同期が花束も手配してくれていたので、会の最後に一緒に渡してもらうよう頼んだ。
「__それでは、日浦くんと角倉さんの結婚を祝して、乾杯といきましょう!」
営業課の先輩が、威勢良くジョッキを掲げた。
大広間を満席にするほどの社員たちが、一斉に乾杯、と叫んだ。日浦と角倉さんが、にっこりと顔を見合わせてグラスを合わせている。
「すごい出席率ねぇ」
隣に座る真下さんが、ぐるりと周りを見渡した。
「こういうの、好きだよね。うちの社員って」
「確かに、例のバーベキュー大会とかもそうですけど、こういった宴とか大好きな方が多いんでしょうね」
「辰巳さん、大丈夫?」
料理をいただこうと、割り箸を割っていると、真下さんが眉を潜めた。
「へ?大丈夫、ですけど…」
「そう?なら、良かった。今夜、辰巳さんは参加しないと思ったよ。」
ちらちらと、主役の二人を盗み見ながら、真下さんが小声で言った。
釣られて私もそちらを見る。角倉さんが取り分けたサラダのお皿を、日浦が微笑みながら受け取っている。
“大丈夫?”って、そういうことか。
あの二人のあんな姿を目の当たりにして、おめでとうって言えるか?って。
「あ…、今日渡す同期一同からのお祝いの品を準備しておくよう頼まれたので。」