イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
「な、なんですか?」
「いや。僕、結構君に手料理振る舞ってるけど、こうやって食してるとこ直接見れたのが、なんか嬉しいなって思ってね」
伏し目がちに、鈴木さんは柔らかく笑った。
「ちゃんと、美味しくいただきましたよ?ポップチョコも、パンケーキも…」
噛み締めるように飲み込む。
食道を落ちてって、胸の中がほっこり温かくなる。
飲み干すのが勿体無い。ずっとこのまま甘い臭いを嗅いでいたい。
カップに唇を寄せたまま、私は息を深く吸い込んだ。
胸がいっぱいになる。ここ最近、あんなに大好きだったチョコレートが、味気なく感じていた理由に気付く。
それはきっと、鈴木さんと一緒に食べたときの特別な美味しさを、知ってしまったから、って。
チョコレートが大好きで、しかもそれが、想いを寄せる人と一緒に食べるものだとしたら、幸せの大きさは計り知れない、と。
「__ところで。いつまで、そうしてる気?」
呆れたような声に、私はスローテンポで目線を上げた。
「す、鈴木さんも飲まれますか?もうあんまり、残ってないですけど…」
「要らない。」
いつもの間延びした平淡なものとは違う、堅く澄んだ声で鈴木さんはそう応えた。
「僕が食べたいのは、チョコじゃなくて君のことだよ。」
「いや。僕、結構君に手料理振る舞ってるけど、こうやって食してるとこ直接見れたのが、なんか嬉しいなって思ってね」
伏し目がちに、鈴木さんは柔らかく笑った。
「ちゃんと、美味しくいただきましたよ?ポップチョコも、パンケーキも…」
噛み締めるように飲み込む。
食道を落ちてって、胸の中がほっこり温かくなる。
飲み干すのが勿体無い。ずっとこのまま甘い臭いを嗅いでいたい。
カップに唇を寄せたまま、私は息を深く吸い込んだ。
胸がいっぱいになる。ここ最近、あんなに大好きだったチョコレートが、味気なく感じていた理由に気付く。
それはきっと、鈴木さんと一緒に食べたときの特別な美味しさを、知ってしまったから、って。
チョコレートが大好きで、しかもそれが、想いを寄せる人と一緒に食べるものだとしたら、幸せの大きさは計り知れない、と。
「__ところで。いつまで、そうしてる気?」
呆れたような声に、私はスローテンポで目線を上げた。
「す、鈴木さんも飲まれますか?もうあんまり、残ってないですけど…」
「要らない。」
いつもの間延びした平淡なものとは違う、堅く澄んだ声で鈴木さんはそう応えた。
「僕が食べたいのは、チョコじゃなくて君のことだよ。」