love square~四角関係なオトナ達~
「それはそうと。また“初めて”をもらいましたね」
「え?」
「宮崎さんのキスに対する嫉妬です。そんなに悲しくなるほど、私が他の人にキスされるのが嫌でしたか?」
「そんなんじゃないしっ」
「じゃ、何?」
「あれは…ただ!ドライブ、って…星を見せてくれるって言ったのに…」
「キスの後でも行けたでしょう」
「誰が工藤なんかとッ」
「矛盾してますね。キスは嫌、で、嫉妬、しかしドライブは行きたかったと?」
「そんなのあたしの勝手でしょッ」
「その勝手な涙のせいで私は春流に殴られたんです。このボコボコに腫れた顔、どう責任取ってくれますか?」
すっかり食器を洗い終えた工藤は、冷たい手であたしの右手のリングを触った。
一瞬であの時にトリップしてしまう。
仲直りにもらったリング。
ミントのキスの味。
わかっちゃう気持ち。
急に恥ずかしくなって顔をそむけるあたしに、工藤は小さく笑った。
「え?」
「宮崎さんのキスに対する嫉妬です。そんなに悲しくなるほど、私が他の人にキスされるのが嫌でしたか?」
「そんなんじゃないしっ」
「じゃ、何?」
「あれは…ただ!ドライブ、って…星を見せてくれるって言ったのに…」
「キスの後でも行けたでしょう」
「誰が工藤なんかとッ」
「矛盾してますね。キスは嫌、で、嫉妬、しかしドライブは行きたかったと?」
「そんなのあたしの勝手でしょッ」
「その勝手な涙のせいで私は春流に殴られたんです。このボコボコに腫れた顔、どう責任取ってくれますか?」
すっかり食器を洗い終えた工藤は、冷たい手であたしの右手のリングを触った。
一瞬であの時にトリップしてしまう。
仲直りにもらったリング。
ミントのキスの味。
わかっちゃう気持ち。
急に恥ずかしくなって顔をそむけるあたしに、工藤は小さく笑った。