love square~四角関係なオトナ達~
「春流にはヒドイことばかりさせちゃったね?ゴメンネ」


───パシンッ!!


ガーゼのはずれかかった右手でおもいきり春流の左頬をぶった。


「ぴぃちゃん、約束と違うよ」


「これきり。だって、春流、正しくないもん。嘘ついてる。子宮をえぐって一生大切になんて考えてないでしょ?あたしを殺して自分も死のうとしてるでしょ?」


「…やめろ」


「今更、命乞いなんてしないからちゃんと話したいの。聞いてほしいの。

あたしね、みんなが大切だった。春流も大好き。畑を大切にする春流、あたしの悩みを知りながらいつも明るく振るまってくれた春流、どんなに暗い過去を背負っても前を向いてる春流が好きだった。今でもそうだよ?春流、あなたが好き。

でもね、殺すとか自らの命を切り捨てるなんて、間違ってるよ。春流は誰よりもそれを痛い程わかってるはずでしょ?お父さんとお母さんをここで亡くしてしまったんだから」


「ヤメロッ!!」
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