love square~四角関係なオトナ達~
長靴を履いて外へ出ると、朝6時の冷たい空気。
朝の空気って、こんなに澄んでたんだっけ。
胸いっぱいに吸い込むと今朝の寝起き事件が軽くなったような気がした。
事務所裏の細いあぜ道を歩きながらあたしは工藤を見上げる。
「ね、工藤はスーツなの?」
「私は事務所で書類整理もありますし、今日はお客様が」
「ふーん…。お客さん…?」
「フランスからパティシエが」
「フランス?」
「お菓子に河野のジャムを使いたいとのことで」
「ウチのジャムって、そんなに凄いの?」
「社長の努力の結晶ですから」
朝の空気って、こんなに澄んでたんだっけ。
胸いっぱいに吸い込むと今朝の寝起き事件が軽くなったような気がした。
事務所裏の細いあぜ道を歩きながらあたしは工藤を見上げる。
「ね、工藤はスーツなの?」
「私は事務所で書類整理もありますし、今日はお客様が」
「ふーん…。お客さん…?」
「フランスからパティシエが」
「フランス?」
「お菓子に河野のジャムを使いたいとのことで」
「ウチのジャムって、そんなに凄いの?」
「社長の努力の結晶ですから」