love square~四角関係なオトナ達~
ピクニックを終えて初日の仕事も打ち切っちゃった春流は、広い敷地のあちこちをあたしに見せてくれた。
新しく植えたライラックは6月に咲くよ、とか。
忘れちゃってたムスカリにヒヤシンス。
畑やビニールハウスを巡って工場へ続く砂利道に足を取られながら、春流も工藤も使ってる宿舎前。
「部屋は6室あるんだけどね、ボクと琉偉と怜玖の3室しか使ってないから、ぴぃちゃんもここに入ったら?」
「…うん」
「ぴぃちゃん…?」
「春流…」
「なんか、顔赤い?」
「ちょっとフラフラして…少し吐き気がするの…」
「えっ?あー…ぴぃちゃんの部屋までちょっと遠いけど、歩ける?」
あたしは膝を抱え込むようにその場にうずくまってなんとか吐き気をこらえる。
「気持ち…悪い…」
「わかった。じゃ、ボクの部屋」
春流は静かにあたしの肩を抱くと、目の前の宿舎の一室の鍵を開けた。
新しく植えたライラックは6月に咲くよ、とか。
忘れちゃってたムスカリにヒヤシンス。
畑やビニールハウスを巡って工場へ続く砂利道に足を取られながら、春流も工藤も使ってる宿舎前。
「部屋は6室あるんだけどね、ボクと琉偉と怜玖の3室しか使ってないから、ぴぃちゃんもここに入ったら?」
「…うん」
「ぴぃちゃん…?」
「春流…」
「なんか、顔赤い?」
「ちょっとフラフラして…少し吐き気がするの…」
「えっ?あー…ぴぃちゃんの部屋までちょっと遠いけど、歩ける?」
あたしは膝を抱え込むようにその場にうずくまってなんとか吐き気をこらえる。
「気持ち…悪い…」
「わかった。じゃ、ボクの部屋」
春流は静かにあたしの肩を抱くと、目の前の宿舎の一室の鍵を開けた。