love square~四角関係なオトナ達~
「ふぅん…。怜玖、上手いコトゆーね♪」


「るせッ!どっちにしろ、ヒマリはただの甘ったれだッ」


「「「あ」」」


「何だよッ」


「柴田が初めて“ヒマリ”と呼んだな?」


「フフッ♪ボクも確かにこの耳で聞いたよ~」


「何だっていいだろッ、そんなモン」


なんか。


認められはしないながらも受け入れて…もらえたの、カナ…?


「ぴぃちゃん、良かったネ♪」


「う、うん…」


「なんかお前らムカつくなッ。腹立つから、オイ、ヒマリ、明日から残業な」


「はっ!?」


「ココでジャム作りの基礎、教え込んでやる」


「柴田、姫葵さんは畑担当だぞ?」


「シフトは琉偉で調整しろよ。いいか?オレの部屋で、オレのジャムと同じ物を作れるようになれッ」


えー…。


えーっ!!!


あたし、昨日帰って来たばっかだしッ!


アルバイトも仕事もしたことないしッ!


そんな過密に働けと言われても~(泣)。


「てコトでオレは帰る。おこちゃまも早く寝とけっ。明日から覚悟しとけよ」


グビッと残りのビールを飲み干して、怜玖さんは部屋を出て行った。
< 62 / 240 >

この作品をシェア

pagetop