love square~四角関係なオトナ達~
「何なんだ…?」


「わ~♪何だろ☆」


「ざ…残業…」


肩にのしかかる“仕事”という重圧を抱えて、あたしは工藤に部屋まで送られた。


「では、明日からですが、午前中6:00~12:00まで畑での作業、午後は少し休んでもらって夕方5:30~柴田と一緒にジャム作り、というのはいかがですか?」


「うん…。慣れるまでそのペースでお願いできたらいいかな…」


「それにしても。柴田もずいぶん乗り気になってきたな」


「え?」


「いえ、こっちの話です。では、ゆっくりお休みください」


工藤がそのまま部屋のドアを閉めようとしてしまうから、あたしは思わずベッドから立ち上がりスーツの裾を掴んでしまう。


「何か?」


パッとその手を離すと「何か?」っていう冷たい言葉に何も言えなくて。


「なんでも…ない」
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