love square~四角関係なオトナ達~
「あの…」


「謝るくらいなら明日はキッチリ仕事しろ」


「はい…」


それっきり聞こえるのは、時計の音だけ。


ここへ来てかれこれ1時間弱、この人…しゃべってくれない…。


ビールを1本飲み干してあたしは居ずまりを直す。


「えっと、あたしそろそろ…」


「ジャム、作ったことあるか?」


「あ、えっと…。ナイ、です…」


「ジャム園の娘が呆れたモンだな」


「だって…火なんて危なくて、触らせてもらったことなかったもん…」


「言い訳だけは一人前なんだな?」


「ホントだもんっ」


「じゃ、男は危ないと言われれば、近寄らねーの?」


「そんなの…!あたしの勝手ですっ」


「へぇー。抱かれたコト、あんだ?」


「23にもなって処女の方が重いでしょッ」


「今度は開き直りか」


「何なんですかっ!?ケンカふっかけて怒らせたいんですか!?」


「いーんじゃね?」


「へっ!?」


「そんだけ元気ありゃ、仕事できんじゃん」


ぐ。。。


ハメられた…。


目の前の怜玖さんはニヤついて立ち上がり、キッチンに立ち始めた。


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