love square~四角関係なオトナ達~
しばらくして目の前のテーブルに置かれたのは、おむすび。
ゴツイ手に似つかわしい特大サイズのおむすびだ。
「食え」
差し出された1コを仕方なく口に含むと、いい香りの梅が鼻をくすぐるから、その酸味と塩味、空腹に負けてあっという間に完食してしまった。
「ヒマリ、今、何食った?」
「何って…おむすび…」
「じゃなくて、中身」
「梅干し、です」
「違う」
「…?」
「ハスカップだ」
「え…?ハスカップ、って…ジャムの…?」
「そ。ハスカップって、甘いジャムにも塩漬けすれば漬け物にもなる。思い込みも料理も、自分次第でどーにでもなんだよ」
「…え?」
「後はヒマリが考えろ」
怜玖さんの意図するところがわからない。
無言でおむすびを頬張る怜玖さんの表情はムッツリしていて。
愛想も優しさのカケラもないその態度が何だか今は嬉しくもあり、何の関係もない怜玖さんに泣きじゃくってダダをこねた自分が恥ずかしくもなった。
ゴツイ手に似つかわしい特大サイズのおむすびだ。
「食え」
差し出された1コを仕方なく口に含むと、いい香りの梅が鼻をくすぐるから、その酸味と塩味、空腹に負けてあっという間に完食してしまった。
「ヒマリ、今、何食った?」
「何って…おむすび…」
「じゃなくて、中身」
「梅干し、です」
「違う」
「…?」
「ハスカップだ」
「え…?ハスカップ、って…ジャムの…?」
「そ。ハスカップって、甘いジャムにも塩漬けすれば漬け物にもなる。思い込みも料理も、自分次第でどーにでもなんだよ」
「…え?」
「後はヒマリが考えろ」
怜玖さんの意図するところがわからない。
無言でおむすびを頬張る怜玖さんの表情はムッツリしていて。
愛想も優しさのカケラもないその態度が何だか今は嬉しくもあり、何の関係もない怜玖さんに泣きじゃくってダダをこねた自分が恥ずかしくもなった。