溺れる恋は藁をも掴む
 「さて、お腹もいっぱいになったし……
 そろそろシャワーでも浴びて……
 ねぇ、華」


 「えっ、あ、うん……」

 「一緒にシャワー浴びる?」

 「恥ずかしいよ!」

 「一緒に浴びようよ……」


 反則でしょ……
その甘い瞳で私を見るのは!!



 溶けちゃうよ!!


 「じゃあ……ダメなの?」


 ダメなわけないじゃん!
 
 もう、私も素直じゃないな……
でも、こんな夜は素直に甘える!

 「一緒に……
アキと一緒がいい!」
 
 アキとずっと一緒がいい!


✾✾✾


 20歳で本気の恋をしました。

 21歳の誕生日に振られました。

  22歳でずっとなりたかった自分に変わりました。

 でも、心にぽっかり穴が空いたままでした。

 23歳で高校時代に片思いをしていたアキに再び出会い、最高の理解者となりました。

 私はまたアキに恋をしました。


 本気の恋は藁をも掴む気持ちで、溺れてゆきたい。



 不器用で恋愛偏差値が低い女だけど、
そんな恋が出来る自分が大好き!




 溺れる恋は藁をも掴む


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