俺様彼氏はShy Boy?
昼休みになって。
未来と一緒にお弁当を持って中庭へ向かおうとした時だった。
廊下でミッチャンと拓也くんにバッタリと出会って。
拓也くんはあたしを見つけるなり申し訳なさそうな顔をする。
拓也くんがそんな顔する必要なんて、全然ないのに。
そんな彼に、ニコリと笑顔を向けて。
「今からお昼?」
そう話しかけると、強張った拓也くんの顔が少しだけ緩んでいく。
それにホッとしたのはあたしだけじゃなくて。
隣にいた未来も良かったと、瞳を細めた。
「今日は天気がいいから中庭に行こうと思って」
「マジで? 俺らも同じこと考えてたんだよな?」
ミッチャンが拓也くんに向き直ると、奇遇だな。なんて笑う。
「そうなんだ。じゃあ……」
未来をチラッと見た後、、ミッチャンと拓也くんに笑顔を向けて。
「一緒に食べる?」
あたしの提案に、未来だけじゃなくミッチャンも驚いた顔をする。
「なに? そんな変な顔して~」
クスクス笑うあたしを、ミッチャンは複雑な顔をしていた。
どうせ、ミッチャンが言いたいのは海斗のことだろう。