俺様彼氏はShy Boy?
「意味わかんねぇ…なんなの、おまえ」
「……もういい」
「はぁ!?」
「もう、疲れちゃった…」
寝不足の頭はクラクラする。
靄がかかってるみたい。
そんな頭では、まともなことなんて考えられなくて。
もうすでにキャパオーバー。
「ミッチャンとはなんでもない、海斗みたいにやましいことなんて何もない!!」
思わず出てしまった言葉。
「どういう意味?」
海斗のその声は色のない冷めた声色。
「俺が、なに?」
あたしを見下したような視線が痛い。
「昨日、美佳とどこ行ったの?」
「はあ!?」
突然出た美佳の名前に、少しだけ表情を引きつらせたのがわかった。
そんな海斗を、あたしは見逃さなかった。
「昨日、美佳と何したの?」
「なに、って……」
少し言葉に詰まった言い方に、あたしの胸はズキズキと痛んだ。
それって、やっぱりやましいことがあったから?
だから動揺したの?
そう思ったら、海斗を睨んでいた瞳に涙がたまっていく。
「……美佳を、抱いたの?」